以前、30歳からの英語勉強法という書籍のレビューを書きました。
(記事はこちら>>)
今回は、元米Google副社長兼日本法人社長の村上憲郎氏の英語勉強法です。
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出版は2008年ですが、特に古さを感じさせることなど全くなく、目から鱗の本でした。
ネイティブと同じになる事なんて全く考えていない、
ただビジネスで使えることだけにフォーカスした村上氏のめちゃめちゃ泥臭い本です。笑
これくらい割り切ってくれていたほうが、個人的には救われます。
村上氏は31歳から本格的に英語を勉強し始めたそうです。
帰国子女などでもなく、純日本人として日本で育ったという背景は、多くの30代オーバーの日本人に元気を与えてくれます
村上式シンプル英語勉強法と名付けられたこの勉強法は、下記の特徴があります。
(以下、一部書籍を抜粋)
・必要な事しかやらない
→読む、単語を覚える、聴く、書く、話すの5つに分け、それぞれの最低限やるべきことに集中する
・スクール、高額教材、勉強机はいらない
・英語はお勉強ではない
→英語取得はあくまで自転車に乗る方法である。英語を使える筋肉を追加していく。
この3点に絞り、使える英語を一気呵成(いっきかせい:物事を一気になしとげること)に身につけようと説いています。
それぞれ、ゴール設定も、
1.英語を読むためには、300万語を読む
2.単語を覚えるには、毎日1万語を「眺める」
3.英語を聴くには、トータル1000時間、筋トレ感覚で聞く
4.英語を書くには、英借文とブラインドタッチ
5.英語を話すには、挨拶、依頼、質問、意思表現、相手の意向を聞くという5パターンの基本表現を覚えること
と定めています。
それぞれどのようにやるのか、という具体的な部分や参考になる情報も親切に紹介して下さっています。
こういった自分の境遇に近い(僭越ですが、、帰国子女でも何でもないという部分だけですね・笑)方の英語マスター本は励みになります。
これから子育てが最優先であることには間違いないでしょうが、
それでも、産休・育休中に出来るだけスキルアップをしていきたいものです。