山王病院で無事に出産を終えましたが、実は、娘は退院前の黄疸検査に引っかかり、退院日が延びてしまいました。
母親の私は一足先に退院しましたが、娘はそのまま残ることに。
確かに、産後２，３日目に娘を見たとき、目や肌が少し黄色いかな、と思っていましたが、こんなものかなぁ～、とも思っていまして。
正直、まさか自分たちがそんなことになると思ってませんで、当時はとても動揺しました。
退院の日に着せる服などもしっかり用意していただけに、また持ち帰らなければならない虚しさで、心が張り裂けそうでした…。
入院中のベッドの上で、「黄疸 原因 新生児」などたくさんキーワードを打ち込んで、調べたものです…。
今となっては無事で元気に育ってくれていますので、ほろ苦い思い出になってはいるのですが、当時は本当に、心配してしまいました。
新生児の黄疸について
病院によって様々あると思いますが、新生児は黄疸の検査を行います。
黄疸（おうだん）とは、体内でビルビリンという物質が増加して起こる現象で、目の白目部分や肌が黄色く見えます。
一般的には黄疸は生理現象の一部とされていて、生後２～３日位の新生児期がピークで、その後徐々に減少していくといわれています。
しかし、中には生理現象ではなく病気の兆候で出てしまっているケースもあり、白い便が出てくる胆道閉鎖症や肝臓の機能低下、発熱などの症状がでてぐったりしてしまう赤ちゃんもいるようです。
調べれば調べるほど、病気で出ていたらどうしよう…と本当に不安になりました。涙
医師や看護師さんに何度も心配です…と漏らしたことか。
15mg/dl以上あったら要検査＆観察になるのですが、娘は15.3hg/dlという数値だったようです。
新生児黄疸の主な治療法は、光線療法
娘の場合は、24時間光線療法を行い、その後終えたらさらに24時間経過を見て退院かどうかを決定する、という流れになりました。
丸一日、日焼けサロンやジェルネイルの青い光（例えが…汗）にあたり続けるのですから、かえって体に負担がかからないかとても心配でした。
さらに追い討ちをかけるように、目隠しを1日中することになるので、彼女は丸一日目隠しで真っ暗の状態になるのです…。
産まれたばかりなので本人はまったく気になってないと思うのですが、親のほうは本当に心が揺さぶられます。涙
看護師さんは、「1日で1~2人くらいは光線治療に入るので心配ないですよ～」とあっさりと言ってくれたので、かえって励まされました！
1日の光線療法で無事終了！
ほとんどのケースは、1日の光線療法で退院できるそうです。
幸い、娘も1日で済みました。
母乳をあげたかったので、1日に３度病院に足を運んで、わずかな時間（1回15分くらい）ですが、赤ちゃんとのふれあいを楽しんでました。
目隠しは1日中つけていますから、このときもついてます。
思わず「かわいそう…」と1回目のときに弱音を吐いてしまったのですが、2回目に行ったとき、なんと目隠しにお花のイラストが描かれていました。
看護師さんが、「かわいいでしょ～？」とニコニコして見せてくれ、なんだかもう涙腺崩壊の勢いでした。
みなさん親切で、本当に感謝でした。
でもね、その後、一人で帰るとき、本当につらいんです～、、涙
（こればかりは仕方ないのですが…）
退院の日は、看護師さんに「がんばったね～」とたくさんほめてもらえて（→娘が）とても安心＆嬉しかったです。
退院日に改めて聞いてみましたが、新生児黄疸の検査に引っかかっるのは、１日大体１～２人くらいはいる、また、赤ちゃんたちのほとんどの場合は、１～２日の光線療法で退院できているようです。
私にとっては長い長い2日間でしたが、こうして今、無事にいられることを改めて感謝できる機会を与えてくださったのだと思います。
改めて、母として息子、娘に愛情を注いであげたいと思いました。
